どうぞ元気を出して お見舞いに”ままたび酒”

残暑厳しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか?この度の台風被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

また、私の大切な友人もただ今、療養中。またその大切な友人も闘病中・・・。

もしかしたら今、大切な誰かを亡くして哀しみの底に沈んでいる方、長年の人間関係に苦しんで抜け出せない方、生活が困窮して生きた心地がしない方、終わらぬ子育てに孤独や重圧を抱えている方、不意の事故に見舞われた方、重い病気を抱えている方、心身の痛みを抱えて自由が制限されている方、年老いていくことに絶望を抱いている方…

何と役に立つことが出来ないのですが、今日、「またたび酒」を仕込みました。みなさまが元気になりますようにと精一杯のエールを込めました。この「のみ」の気持ちが、今、悲しみや苦しみの中にいる方々に届きますように。そして必ず、困難を乗り越えて進んでいけますように。

今はどうぞ、ぐっすり眠って心身を休めてくださいね。Good Luck & Bonne nuit!

”青果店とみや”(甲斐市敷島町)のご主人が、貴重な「虫こぶ入りまたたび」をプレゼントして下さいました。このゴツゴツボコボコ具合が、なんともユーモラス&なんとも不思議♪まるでミニチュア百合根の風情です。

またたび

マタタビ マタタビ属マタタビ属落葉つる性木本  学名:Actinidia polygama

別名:夏梅

花言葉:夢見る心地、晴れやかな魅力

・夏にキウイフルーツによく似た白いかわいい花を咲かせる。枝先の葉が白くなるのが特徴。ラグビーボール状の実をつけ、それはキウイに似る。実は虫こぶ*が入ると花が咲いたような形になる。虫こぶ入りは希少価値が高く、薬効も格段に高まって生薬「木天蓼」として使われる。

*虫こぶ マタタビミバエあるいはマタタビノアブラムシがまたたびの実に産卵し、ゴツゴツとこぶが出来ること。

・またたびの実は猫の大好物、うっとりと夢見心地でごろごろすることからその花言葉が。「またたび酒を作る時、猫の見えない場所で作るだよ。そうしんと、猫が全部持って行っちまうよ!」と青果店とみやの店主大森 功さんの談。

・俗説だが、疲れ果てた旅人がまたたびを食べ、再び元気を出して旅に出られるから「また旅」と言う。

効果:鎮痛、強壮、神経痛、疲労回復、腰痛、冷え性など

またたび酒

【材 料】 虫こぶ入りまたたび 両手のひらいっぱい

      焼酎(35%)    およそ、またたびの8倍量

【作り方】①またたびは水洗いした後、ひたひたの水をそそいでゆでる。沸騰したら8~10分程度茹でて虫を死滅させ、水気をきる。

②ザルに上げて天日にあててカラカラになるまで乾燥させる。

③乾燥したままたびを瓶に入れ、焼酎を注いで密閉。冷暗所で1年寝かせて出来上がり。

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