オオミズアオ(大水青)別名 夕顔瓢箪  旅の想い出と共に①

いのちの星 地球 ogotama  Bon apeetit en 2023

2023年4月は独立して最初の月。1日24時間が充実して、1秒1秒がありがたく、それは不思議なことが多く続きました。

怒濤の上旬を乗り越え、ご褒美に一泊二日の静岡へ。土地勘のない私は、初日に藤枝から神奈川小田原を経由して熱海へと移動、生まれて初めて1人で長距離高速に乗って大冒険してきました。

一泊後に來宮神社の樹齢二千年の大楠さまに独立のご挨拶。その後、三島の「伊豆 村の駅」に立ち寄って運命の「菜のり(なのり」に出合い、店員さんのおすすめで帰り道、清水の柿田川公園の湧き水を汲みに行きました。柿田川公園の”瑠璃色の泉”については、いつの日か改めて書きたいと思います。

柿田川公園は大樹が気持ちよく生い茂る自然豊かな公園でした。桜豆腐アイスを食べながら、1時間の散歩に繰り出しましたが、目に入る全ての植物が美しく愛おしく、近寄って匂いを嗅いでみたり、触れてみたり・・・。それだけでは飽き足らずに写真におさめて歩いていると優に2時間超え‼ あっという間に17時の音楽が流れ、日暮れの頃となりました。

道が二手に分かれました。一方は森、もう一方は貴船神社。「両方行きたい!」と強い衝動に駆られましたが、持ち時間はタイムリミット直前、一択です。「独立のご挨拶に加え、私は神さまに大事な縁結びのお願いもしなくてはいけなかった・・・!」と、自分の直近の課題にはっと気付いて貴船神社を選択。あまり信心深い私ではありませんが、貴船神社はこの私でも知る、縁結びの神様です。

入り口で縁結びの「おむすび石」を撫で、神さまに向かってずんずん突き進んで最速でお詣りを済ませて、Uターンして大きく一,二歩踏み出しました。初めからいらしたはずなのですが、その時、本殿の右隣(すでにその時は私の左側)に3人がわいわいガヤガヤ、今にも掛け軸を開こうとする寸前の様子が目に飛び込み、思わず足を止めてしまいました。

「なに、ですか・・・?」と。

瀨織津姫神さまの掛け軸を持って参拝されていた中平勝さんと、偶然彼に出会い、ご開帳を待ちわびる二人の女性の姿でした。ほんの10分足らずの短い時間でしたが、偶然遭遇したそのご開帳に、私も厳かな気持ちで立ち会わせていただきました。

”せおりつひめさま”は遠い川の瀬に立って、この世の穢れを清めて下さっている神さまなのだそう。

私は3人に口早に自己紹介し、本年3月3日に開業届を出した旨を伝えると、皆が顔を見合わせて驚きました。「瀬織津姫さまのお誕生日は3月3日(旧暦)なのだよ・・・」と告げられ、不思議な導きに言葉を無くしてしまった私です。

「甲府なら金櫻神社を訪ねるといいですよ。参拝した折には是非写真を送って!」と別れ際に中平さんに声をかけていただき、さよならをして足早に立ち去りました。

高速に乗って大冒険した私は、その後、県内をスイスイ走れるようになりました。この不思議なご縁に導かれ、帰宅後金櫻神社に3回詣で、なんと3回目にはくだんの女性二人をご案内。その後もシスターズ三人仲良く交流を重ねています。

~さて、本日はここまで。明日は、いよいよ「オオミズアオ」のお話に行き着きます~

オオミズアオに出合うまでに至る旅の想い出~

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