もう間もなく、新しい年がやってきますね。皆さま、思い思いにかけがえのない時間をお過ごしのことでしょう。
私はおせちを作り終え、ざっと掃除も済ませて、入浴後にとろろ蕎麦をいただきました。そして最後にはやはり、今夏開設した我が宝ものである”おごたまホームページ”にエッセイを寄せたいと思います。
大晦日になると、必ず二つのことを思い出します。一つは夏に書いたことなのですが、人間の誕生の歴史について。本エッセイに寄せたNo rain,No rainbow in こども園の巻☺(8/18付)から以下抜粋します。
~地球は誕生してから46億年。「地球カレンダー」なるものでいうと、元旦1月1日は地球の誕生日。人間の祖先ホモ・サピエンスが誕生したのは12月31日11時37分。キリスト誕生(世紀の始まり)が11時59分47秒、産業革命が起きたのが11時59分58秒年、つまり地球誕生の歴史からすると人が誕生したのは大晦日の最後も最後の話しなのです。
(以下、しばし私心が続きます。余談になってしまいますが、そのまま引用します)人間が地球に誕生して、まだ日が浅いというのに、人間が高慢になって頂点に立って生きている。国境が引かれ、むさぼり争い、大地から空までにあるものが痛み、地球がどんどん熱く燃えている。
人を人とたらしめた「火」が危険と言って家庭から消えていき、忙しいからと言って家事を誰かに、何かに代行してもらい、出来た時間で人がしているそれは何なのか。「唯一無二の個性」を普通でないといって病名をつけ、その人が消えていく・・・。胸の痛いことが、そこここにある。
当たり前のことは何一つ無いのに、その大切さに気付くことができず、人間が「今、この瞬間」を重ねて生きている。
生きとし生けるものもまた、「今、この瞬間」を重ねて生きている。~
2つ目は、小学生に上がるか、上がらないかの子ども時代の大晦日の晩のこと。母と二人でお風呂に入っていました。母が、「一年間よくがんばった腕さん、指さん、足さん・・・」と一つ一つに声をかけながら丁寧に体を洗ってくれて、何かとても温かで満ち足りた気持ちに包まれていたことを今も覚えています。
さて、今年は清水の舞台から飛び降りる程、一大決心をして独立しました。私が歩く歩幅は”アリ”のような小さな一歩。今まで職場があり、支えていただいていたからこそ、生活出来ていたのだとつくづく思い知る今日この頃です。
それでも選んだこの道を、諦めることなく希望を持って進んでいきたいと思います。
今年も、多くの方々に支えていただきました。そして新たなステキな出会いも多くありました。皆さま、どうもありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。
新たな年、皆さまと、皆さまの周りにいる方々がどうか、健やかでおしあわせでありますように。
2023年除夜の鐘を聴きながら
【いのちの星 地球へのラブレター(YouTube版 No.0)】
北杜市大泉町より、月の入りを眺めた贅沢な朝をお裾分けします。(今年は技術が無く、未編集にてあしからず)
ただ今、月食中にて左がまっすぐに欠けています。満月の直前も同様に左が欠けていますが、弓なりの欠けなのですって。今日はちょっと特別の月の入りです。