今年は夏のような秋が長く続きましたね。昨朝は久しぶりの雨が降ったと思いきや、気温がぐんぐん上がって28.4℃、全国一を記録した甲府です。都内でも11月観測史上、100年ぶりに最高気温を更新したとのニュースが流れていました。
そんな中、刻々と日暮れが早まって17時には薄暗くなることに確実に冬の到来を感じます。里山の紅葉も始まり、大好きなカツラが香る季節となりました。香りを感じると、つい目で追って木を見つけ、落ち葉を拾いあげて揉み、思いっきり匂いを吸い込んでします。みたらし団子のような、キャラメルをこがしたような・・・、なんともキュンとする香り。温かな家に帰って家族団らんを楽しみたいな、そんな気持ちが湧いてきます。
山梨ではカツラの街路樹を見かけることはめったにないのですが、先日富士吉田方面で見かけたような。笛吹市の金川の森でも甘く香っている頃でしょう。昨日、甲府駅北口の藤村記念館脇を車で通り過ぎたら、カツラが随分色づいていてので、今日の午後散歩してきました。四季咲きのバラとの共演ならぬ、共香にうっとり♪
どうぞ皆さまも、すてきな冬の始まりでありますように。
今春制作の植物図鑑にもばっちり納めました