「今年はザクロがとっても豊作です!ザクロ狩りにいらっしゃいませんか?」と友人のぐらいん屋・律さんから、思いがけぬ嬉しいメッセージが届きました。彼女は牧丘に暮らし、自然の不思議さや美しさを絵に描いたり、手ぬぐい、消しゴムはんこを製作したりしながら、伸び伸びいきいき、逞しく生計を立てています。私にとって憧れの女性の一人です。
お言葉に甘えて、三連休の中日にお訪ねしてきました。
たわわに実ったザクロアーチ(!!)を抜けて裏庭に出ると、1本のザクロの古木が。
買ったばかりのカメラの試し撮りも兼ね、いざザクロ狩りへ!
律さん大奮闘‼最初は脚立、続いて屋根、最後は木に登って高枝ばさみを巧みに操り、ザクロを切り落としてくれました。ザクロがずっしり重たいのと、落ちる度に筋子状だった実がパラパラ弾けてイクラ状になっていくのが愉快で、私は大きな傘を広げてきゃっきゃ言いながらキャッチするばかり。あっという間にミカン箱大の段ボールがいっぱいになりました♪
収穫後のひととき、お茶時間を楽しみました。テーブルには律さんが描き上げたばかりの「ザクロの絵」が置かれていて、はっと息をのむ美しさ。キッチンのカウンターにはザクロ酢や焼酎漬けが並べられ、晩秋の光を浴びて輝いており、家の中のそここにもザクロが息づいていました。
さて私は・・・、グレナディンシロップや、ザクロ酒を作る予定。いくつか計画しながらも、その姿が美しく、その日は手を触れることが出来ずに眺めて過ごしました。後日、「食べもの図鑑」に納めたいと思います。
律さん、すてきな時間をありがとうございました!